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■　このメールマガジンの趣旨

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カウンセラーのリョウが長い研究と深い理論からご紹介します♪

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こんにちは。
カウンセラーのリョウです。（＾＾）






今年、このメルマガが一時的に休刊の状態に
なっていたのですが、復刊しました☆


今回は、

「当たり前のようだけれどもあらためて考えてみたいこと」

をテーマにしてみます。



今年はコロナによって、良くも悪くも多くの夫婦に
色々な影響を与えたようです。


世界的に離婚やＤＶが増えてしまったようで、
これはステイホームによって毎日ずっと一緒にいる時間が
増えたことが影響したようです。


これは友人同士など他の人間関係でも、

あまり距離が近すぎると揉め事が起きやすい、
近い時間が長すぎると揉め事が起きやすい、

というのは確かに言えるところがあります。



ただ、男女関係ではそうとも言えないことも
よくありますので、一言では言い切れません。




それともからみますが、今回のテーマである、

当たり前のようだけれどもあらためて考えてみたいこと、

その一つ目は、


「人は忙しいとイライラしやすい」


です。


一見当たり前のことのようです。



一つ、コロナによって関係に良い影響があったご夫婦の例があります。


このご夫婦の夫の方は、毎日終電で帰るような忙しい仕事の毎日でした。


妻の方も仕事をしていますが、夫が全く家事や育児をしてくれず
全部自分がやらなければならないため毎日とても忙しく、
夫への不満が多くありました。


夫は夫で、いつも遅くまで仕事をがんばって家に帰っても
妻から不満を言われてばかりで、夫も不満がいっぱいでした。


そのため二人の関係は悪く、
いつもお互いにイライラしているような毎日でした。


そんな中、コロナの影響が世の中に広がり始め、
夫の仕事が自宅でのテレワークになりました。

すると、夫の仕事は時間にとても余裕が出てきました。


ずっと家にいる夫は、余裕のできた時間で家事をするようになり、
夕食を作って妻の帰りを待つことも増えました。


自動的に妻の負担も軽くなり、気持ちも穏やかになって
途端に夫婦関係がとても良くなったのです。



忙しいとイライラしやすい、というのは当たり前のようですが、
目の前の相手について、

「ああ、この人は今忙しいからイライラしてしまっているのだな。」

と考えてあげられることはあまり多くないかもしれません。


自分たち二人の夫婦関係についても、

「私たち最近忙しすぎるからイライラしてしまっているんだよね。」

という話し合い方をしてみると、
悪いのは自分や相手ではなく忙しさなんだと思えて、

時にどちらが悪いのかという非難合戦から抜け出すきっかけとなり、
冷静さや落ち着きを持てたりします。








「当たり前のようだけれどもあらためて考えてみたいこと」

二つ目は、

「相手の良いところを見付けるようにしましょう」

ということです。


これも
良い関係作りのためにはという際によく聞かれる言葉ですよね。


しかし、
なんだかもう聞き飽きた言葉だし、そんなことあまり意味もない、
と感じる人も多くいるかもしれません。

確かに実際のところそう思いたくなるのも無理はありません。


ただ、このことは思っているよりも深いものを含みます。
たまには見直してみたい言葉の一つでもあります。





以前ちょっと印象深いカップルがありました。

カップルの女性はとてもすばらしい人柄の方で、
日常の中のちょっとした色々な事において
相手のことを思いやる振る舞いをたくさん実行する人でした。

とても自然に全く嫌味なく、かつそれを
本人もほとんど無意識に出来る素敵な女性でした。


ただ、その女性の恋人の男性は、悪く言いますとちょっとガサツな人で、
その女性の日常のたくさんのそういった仕草や振る舞いを
ほとんど見ようとせず、気付かない人でした。


結果的にはその女性と彼は別れてしまいました。


後に、その女性はまた別の男性と出会って後に結婚することになりましたが、
今度のその男性はその女性の良さをとても良く認識し理解できる人で、
良い夫婦関係を長く続けています。


それらだけでは単純に良い悪いの判断は出来ないところがありますが、

いずれにしましても人の良さを理解できるかどうかというのは、
その人がわかりやすく良い事をしているかしてないか、
だけの問題ではなく、

その人を「理解する側の人」の人間性や才能や意識による
思っているよりも深い要素を含む問題です。


スポーツの監督にとって、
「選手の良いところを見出せる能力」
というのは良い監督であるためのとても大事な能力の一つです。

その能力によってチームが強くも弱くもなるでしょう。

その人の良さを理解できるこちら側の人間性や人柄はどうか
という意識も大事なわけです。




それと、この話に関係してもう一つ言えますのは、

「良い振る舞いをしていても、わかってもらえないばかりだと
やる気がなくなってしまう事が多い」

というのもあります。



たとえば自分の夫や妻に関して、

「昔は優しかったのに今は何もしてくれない」

なんていう声は良く聞いたりしますが、


相手は優しい行為を結構してくれていたのだけれど、
こちらが気付けなかったりわかろうとしなかったことが何度も続いたために、
相手は優しい事をするやる気がなくなってしまった、

それが今は何もしてくれない原因である可能性もあるわけです。



結婚生活が長くなると自然と冷めるもの、
という裏には、自然に、ではなく結構こういった具体的な理由も
含まれていたりします。



男女の関係は色々とありますのでそう単純ではありませんが、
思っているより直接的な要素ではありますね♪





　(^^)y











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